一昔前の競馬と言えば、直接競馬場に行き、競馬新聞を買い、それを参考に競馬場内で馬券を購入するというのが一般的でしたが、最近の主流はネットで馬券を購入するというのが一般的になってきました。
わざわざ競馬場に行かなくても良いですし、現物の馬券がありませんので万が一の紛失等の心配もなく、いつでも好きな時、好きな時間に馬券を買い入出金が出来るというのはとても便利です。
現代競馬に置ける最大の便利ツールが即PAT。これを使う事で誰でもJRAが主催する中央競馬の馬券を購入する事が出来るようになります。この記事では、ネット投票の際に欠かせない即PATとは何なのか？投票する方法や入出金の処理方法などを分かりやすく解説していきたいと思います。
目次
即PATとは？
そもそも即PATとは何なのか？まずはその点から説明していきたいと思います。パソコン、スマートフォン、携帯など、ネット環境が整っている状況であればどこでも馬券を購入する事が出来ます。
必須の銀行口座
上記でも説明したように、即PAT会員はパソコン・スマホなどから気軽に馬券を購入する事が出来ますが、利用にはJRAが指定する口座を持っている必要があります。
- ジャパンネット銀行
- 楽天銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- 住信SBIネット銀行
- ゆうちょ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- auじぶん銀行
上記の銀行口座を持っている場合のみ、即PATを利用する事が可能です。いずれかの口座を持っていない場合は、そもそも即PATの申し込みが出来ませんので、ネットで馬券を買いたいと考えている方は必ず事前に用意しておきましょう。
利用できるのはレース開催時だけ
即PATを利用する事が出来る時間帯は中央競馬のレースが開催されている時だけとなっています。レースが開催されていない時はそもそもネットで馬券を購入する事は出来ませんのでご注意下さい。
前日金曜日に前もって馬券を購入しておく事などは出来ません。競馬予想サイトなどを活用して、自分の買い目を記録として残しておき、レースが始まる前に即PATを使って馬券を購入していくという流れが良いでしょう。
即PATでの馬券購入手順
即PATを使って馬券を購入する為の手順について紹介していきます。パソコンはスマホなどを持ちネット接続環境が整っている方は誰でも利用する事が可能です。
提携銀行を必ず用意
上記でも説明したように、即PATを利用する為には必ず提携銀行を用意しておかなければなりません。上記で紹介した銀行のいずれかを持っていない限り、即PATを利用する事は出来ませんのでまずは口座を必ず用意しておくようにしましょう。
口座開設までにかかる時間は、およそ１～３週間程度はかかりますので、事前に口座を用意しておくようにしましょう。
ジャパンネット銀行は特にオススメで、ネット銀行に特化した銀行なので、即PAT以外にも様々な用途で利用する事ができ、更に口座開設も簡単ですぐに作れる口座なのでかなりオススメです。提携銀行の何を用意しようかと悩んでいる方はジャパンネット銀行を用意するようにしましょう。
申し込みを行う
銀行口座の準備が完了したら、次は即PATの登録作業に進みます。会員登録はサイトや銀行の即PAT登録ページから行う事が出来ます。
○○銀行で申し込みとなっていますので、指定の用意している銀行口座の項目から申し込みを行っていきましょう。
ログインしてから入金
申し込みが完了したら即PATにログインして、指定口座から入金します。入金指示⇒入金金額の入力⇒画面の指示に従っていき、まずは即PATに現金を入金します。
そこからは普段の馬券購入と同じ流れになっていきます。
競馬場の選択⇒レースの選択⇒投票内容の選択⇒金額の入力
これで馬券投票は完了となります。たったこれだけの作業でネット投票が出来ますので、競馬場に行きマークシートを使って馬券を購入するよりも、作業はとても簡単で楽ですよね。
出金も自動で簡単
的中した馬券の払戻しも即PATであれば簡単に行えます。土曜日開催のレースで的中した場合、日曜日のレースが全て終わるまで放置しておけば、そこから払戻しが登録している口座にされますし、すぐに払戻しを完了する事も出来ます。
例えば土曜日のレースで当てて日曜日になるまで待てないという方は、すぐに全額払戻しを利用すれば全額を口座に入金する事が出来ますので、出金の方法も色々ありますので活用してみましょう。
即PATのメリットとデメリット
即PATは気軽にネット投票ができる素晴らしいものですが、メリットとデメリットがあります。必ずしも何が何でもネット投票を選択した方がいいという訳ではありませんので、しっかりとメリットデメリットを覚えておきましょう。
メリット
最大のメリットはいつでもどこでも馬券を買えるという事です。従来の馬券購入方法では、実際に競馬場に行くか、場外馬券場のウィンズなどに行くしか馬券を購入する方法はありませんでしたが、ネット投票を使えばいつでも気軽に馬券を購入する事ができ、自宅でも出先でもいつでも競馬を楽しむ事が出来ます。
今の時代競馬のレースもスマホやパソコンからでも見れますし、ネット競馬などでは有料会員であれば後でも見れます。リアルタイムで見る事が出来なくても、ネット投票であれば後で楽しむ事が出来るというのも嬉しい点ですよね。
他にも、マークシートの記入ミスを防ぐという事が出来るのも嬉しい所。初心者の方にとってはマークシートの記入はミスが多くなってしまうもので、次から次へとレースが進んでいくので、特に色々な競馬場でレースが行われているウィンズで購入する時は記入ミスが増えていきます。
その点、即PATを使えばそのような記入ミスを防ぐ事が出来ます。見た目にもシンプルで分かりやすい作りになっていますし、自宅でゆっくりと自分の好きなレースを吟味する時間もありますので、競馬場やウィンズで投票する時のように焦ることもないでしょう。
デメリット
実は競馬の払戻し金には税金がかかります。これはかなりグレーな話なのですが、競馬場やウィンズなどで購入した馬券であれば、数百万円、または数千万円の馬券を当てたとしても税務署にばれることはありませんので、税金を支払わなくても誰にもとがめられることはありません。
しかし即PATを利用したネット投票ではそうはいきません。的中した高額馬券でも必ず銀行口座に振り込まれますので、お金の動きが丸見えになってしまうというデメリットがあります。
このデメリットは１００万円以上の馬券を当てたときのみ考えなければいけない事ではありますが、競馬場で購入していたらバレていなかったものがバレてしまうのは少々痛い所。
後はネット投票では現地の臨場感などを味わえなかったり、実物の馬券が出てくるわけではありませんので、思い出の馬券を大切に残しておくなどの現物を残しておく事ができないというデメリットはあります。最近は好きな馬に投票する応援馬券などもありますが、あれも現物なのでネット投票である即PATでは利用する事が出来ません。
まとめ
今や大半の方が使っている即PATの使い方を分かりやすく解説してきましたが参考になりましたか？競馬場にいても即PATを使ってネット投票をする方が多い位、今の主流は完全にネット投票へと移行しています。
とにかく便利で簡単。現地に行かずとも競馬を楽しめるという事で、多くの方が即PATを活用しています。入出金処理も本当に早いので、勝ったらすぐに現金で口座に反映されるのも嬉しい所です。
皆さんも即PATを活用してネット投票を利用してみましょう！
